当院の顎関節症治療

「顎関節症」とは、口を開ける時に使うあごの関節が動かすたびに痛んだり、カクカクと音がしたり、あるいは口ぐまく開かないといった症状を伴う病気です。

放っておくとめまいや耳鳴り、頭痛、肩こりなどを引き起こしたり、また重症化すると口が開けられず、ものを食べることができなくなったりするケースもあります。顎関節症による歯ぎしりや噛みしめ癖などが、さまざまな全身の不調和の原因となることも。原因がわからない不定愁訴の中には、この顎関節症に由来するものも多いといわれています。

当院ではこのような顎関節症の治療に、力を入れて取り組んでおります。当院の院長は日本顎咬合学会認定医であり、顎関節症の治療で著名な田口望先生、木野孔司先生の指導を受け、治療技術を習得しました。また東京医科医科大学の口腔外科で、顎関節症の研究をしてきた実績もあります。

ご自分が「顎関節症では？」と思われたら、ぜひお気軽にご相談ください。

当院にはあごがガクガクする、音がする、口を動かすと痛いといった悩みをお持ちの患者さまが、よく来院されています。顎関節症と診断された場合の治療方法として、当院が力を入れて取り組んでいるのは、運動療法やスプリント治療といったご自宅でできる治療方法です。

運動療法ではご自分でできる各種のストレッチのやり方を指導し、ご自宅で行っていただきます。あごの周りの筋肉をストレッチで引き延ばすことで、顎関節症の改善につなげます。

またスプリント治療では歯型を採り、患者さまに合わせたマウスピース（スプリント）で噛み合わせを調整していきます。このスプリントを装着することで、顎関節や周囲の筋肉の緊張を和らげることが可能です。スプリントは患者さまのお口に入れた状態で、調整を行うことが大切。当院では保険適応のスプリントを、院内で製作してご提供しております。

当院では、症状改善のためのセルフケアについても丁寧な指導を行うほか、患者さまのお悩みの原因を明確にしわかりやすくご説明いたします。まずは一度お問い合わせください。